ペーター・グート

バイオリニスト & 指揮者

 

バイオリン マスタークラス

レパートリー: 任意のクラシック作品
年齢制限: TBA
伴奏:伴奏者付き
使用言語:ドイツ語、英語
レッスン時間と回数:60分3回から

 

Guth is surely the most stylish Straussian around these days“
                                                           
    Gramophone, London
 

コンサートマスターが指揮者をするという、当時のヨハン・シュトラウスの伝統的なスタイルを継承する本家本元を率いる、ペーター・グートは国際的に活躍するバイオリンの名手、そして指揮者です。今日、オーストリアを代表するアーティストの一人に数えられる彼は、ウィーン音楽のスペシャリストとして、100を超える著名な交響楽団や主要なフェスティバルに招聘されるなど、彼は世界の音楽の中心で並外れたキャリアを築いてきました。

彼は、モスクワの著名な演奏家はもとより、ロンドン・ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団NHK交響楽団サンフランシスコ交響楽団チューリヒ・トーンハレオーケストラ英国室内管弦楽団など、世界のトップオーケストラと共演を重ねており、豊富な録音の中では、デンマークの「北のシュトラウス」呼ばれるハンス・クリスチャン・ルンバイの最初のCDは英国の“British Music Retailers Award“ を受賞。1991年のウィーン放送交響楽団との録音では、マルコ・ポーロ・シュトラウス社"ベスト録音"と評価を受けています。

1978年、彼は “シュトラウス・フェスティバル・オーケストラ“ を結成しました。ウィーン音楽のトップ・アンサンブルとしてレコーディングを行う傍ら、ウィーン二大コンサート・ホールのウィーン・コンチェルトハウスでは毎年恒例のニュー・イヤー・コンサートシュトラウス・ガラ』で人気を博し、ロシアや東ヨーロッパ、とりわけアジア(日本、韓国、中国、台湾)では長年にわたり、ワールドツアーでも各地で高い評価を得ています。

彼のもう一つのアンサンブル “ウィーン・シュトラウス・ソリステン“ では、当時のヨハン・シュトラウスのオーケストラ同様18人から24人の小編成で、ウィンナ・ワルツを代表とするウィーン特有の躍動感と感動で聴衆を包み込みます。

また、多くの著名な歌手を率い、世界のオペラハウスで新しいオペレッタ・プロダクションを指揮。日本では、東京サントリーホールに始まるニューイヤーコンサートツアーや、日本で最初の『ウィーン・オペレッタ・フェスティバル』の音楽監督を務めました。

彼がたびたび招聘される、ニューヨーク・リンカーンセンターロサンゼルス・ウォルトディズニー・コンサートホールでのコンサートシリーズ『Salute to Vienna』は、彼が芸術監督を務めるウィーンのTV局のガラ・コンサート』やアメリカ・PBS TVでも放映され、成功を収めています(1999年には「ローマの休日」でも知られるグレゴリー・ペック、2013年にはマクシミリアン・シェフフレデリカ・フォン・スタッドが同コンサートのホストとして共演)。

ヨハン・シュトラウスの音楽の、ペーター・グートによる本物の解釈はロシアでも高く評価されており、『Vienna Days』開幕コンサートやエルミタージュ美術館 夏の芸術祭ザ・グレート・ワルツ』、モスクワ音楽院大ホールチャイコフスキーホールモスクワ国際舞台芸術センター・ドーム・ムジキなどに招聘されています。

2007年にはサンクトペテルブルク・ミュージカルコメディー劇場の最初のゲスト・コンダクターに就任し、数々のオペレッタの新企画や国際的なスターによる毎年恒例のガラ・イベントを監督指揮。

ウラジミール・スピバコフの世界的に有名なアンサンブル、 モスクワ・ヴィルトゥオーソ のモスクワ及びその他の地域のコンサートには2012年以来レギュラーとして招聘されています。

バイオリニストでもある彼はウィーン国立音楽芸術大学で学んだ後、モスクワ・チャイコフスキー音楽院でデイビット・オイストラフに三年間師事。ソロ活動のほか室内楽では、1961年 ミュンヘン国際音楽コンクール最優秀賞受賞ウィーン・トリオ で国際的に活躍し、またウィーン放送交響楽団 初代コンサート・マスターを務め、現代のバイオリン・メソードに関する著書の執筆、新しい音楽への積極的な関与や教育者としても知られています。

2006年、その功績により、ウィーン市より勲章 ”Goldene Verdienstzeichen des Landes Wien“を授与されました。

今日もまた、彼は音楽の喜びを世界へ発信し続けます。


本ホームページに掲載されている『ペーター・グート』及び『ウィーン・シュトラウス・ソリステン』の写真の著作権は、写真家の Nancy Horowitz 氏にあります。写真並びに画像データがご必要な場合は、弊社までお問い合わせください。